パームボールとチェンジアップの違い

2021.9.21(火)

広島 2-0 巨人 マツダ

床田寛樹がプロ初完封。ですが私は手放しで褒めたりしませんよ。

ピッチング内容がイマイチだからです。あと相手が弱すぎる。

床田が続投を志願したんなら、そこはちょっぴり褒めてやる。床田寛樹が森下と栗林を超えても別に良いのである。

今日は上本崇司のファインプレイや原辰徳のアホ采配には一切触れません。

今日はとことんパームボールの話をします。


 

パームボールとは?

床田寛樹が五輪期間に習得して、8月から突然投げ始めたパームボール。

このボールは「昭和のボール」であって、21世紀の今日、投げる投手はほとんどいません。絶滅。

21世紀にパームボールを投げていたのはD浅尾拓也と言われているが、私には浅尾がパームを投げていた印象は皆無である。フォークでしょ、あいつは。

カープのパームボールと言えば真っ先に名前が思い浮かぶのが20世紀の川端順さん。元編成部長。別名バタボール。私はバターボールと呼んでいた。

もう一人忘れちゃいけないのが大野豊さん。先発で槇原と投げ合っていた頃のウィニングショットがパームボールでした。大野さんは真面目な人なので決め球に名前など付けません。普通にパームと呼んでました。

川端は現役引退までパームボールを投げ続けましたが、大野豊は1991年にリリーフ転向すると、パームボールを投げなくなりました。

20歳の私は

「大野はなんでパームを投げないんだろう?勝呂に打たれたから?」

と思っていましたが、後に大野は

「新庄に打たれたから」

と語っています。

 

人差し指と中指で挟むのがフォークボール。

親指と小指(薬指)で挟むのがパームボール。このため、パームを投げる時、どうしてもリリースの瞬間に投手の人差し指と中指が立ってしまい、バッターに球種がバレやすくなるのです。リリースポイントで「ピース」とか「Vサイン」をしているように見えるわけです。

人差し指と中指を折りたたんで投げることもできません。指が立ってるその隙間で「ボールを抜く」のがパームボールだからです。

平成時代に入ると、パームボールはジワジワ絶滅していくのでした。

 

チェンジアップの話

同じ頃、フォークボールがヒジを壊すという理由から脚光を浴び始めたのが「チェンジアップ」です。

これをNPBで流行させたのは誰か?

古くから投げていた投手はいたと思うんですが、野茂英雄、佐々木主浩の時代にチェンジアップを決め球にしていた投手はいなかったと思います。

1990年の野茂、2000年の松坂井川。この間に誰かNPBでチェンジアップを流行らせたヤツがいたはずです。外国人投手かもしれないし、漫画のMAJORだったかもしれません。忘れました。

 

さてこのチェンジアップについて、アメリカに有名な格言があります。それがこちら。

 

「アメリカには家庭の数だけチェンジアップの投げ方がある」

 

意味わかります?

日本で言えば「家庭の数だけ味噌汁の味がある」みたいな感じです。

お父さんの数だけ、チェンジアップの握り方があるという意味です。

アメリカンジョーク、おもしろいねえ。

最近ではパームボールもチェンジアップの一種類にカウントされている。まあ落ちれば何でもいいんですよ。

 

床田や山崎康晃のツーシームも完全にフォークだし、

遠藤淳志のチェンジアップも完全にフォーク。だって人差し指と中指で挟んでますから。

要するに球種なんて言ったもん勝ち。フォークだって絶滅危惧種。いまは「スプリット」と呼ぶ人の方が多いからです。

 

床田のパームボール

まとめ。

床田のパームボールはけっこう効いてます。

あんまり多投しませんが、アツがここぞという場面で上手に使用しています。

床田の指は立っていて、指も長いため、リリースの時はしっかりVサインが打者に見えています。なのに巨人もヤクルトも打てませんでした。

リリースする前は左腕を体で隠すので、ボールと握りをうまく隠せているようです。

投げる瞬間にちらりと「Vサイン」が打者に見えても、今のところは抑えられています。いつまで続くか現時点ではわかりませんが、床田のパームは今、非常に有効なスパイスです。ストレートがTJ前の威力に戻ったし、ますます相乗効果です。

 

最近流行りの球種に「ナックルカーブ」というのがありますよね。

あれもけっこう指を立てているので、リリースの瞬間、打者にわかりそうなもんですが、ナックルカーブはNPBでまだまだ現役バリバリの有効な球種です。ナックルカーブは10年以上全盛期です。

そういう意味では、今の床田のフォームで10年間パームを投げられる可能性もあるっちゃあると思います。

 

私ねえ、数ある変化球の中でパームボールが一番好きだったんですよ。復活すると嬉しいなあ。

なぜ好きかと言うと、大野のパームが無敵だったこともありますが、一番の理由は

オレでも投げられたからです。中学生の手のサイズや握力でフォークは厳しいんですよ。

中学生の時、私が初めて投げた変化球がパームでした。次がシュート。ヘンな中学生だな。笑

どうでもいいが変化球の中で一番難しいのは「カーブ」です。今でもカーブは投げられません。スライダーはできるけど。

※関連記事:床田の球種を誰も言えない説

おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑

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