田中広輔が木下富雄になる時

田中広輔が契約更改。1.5億→1.5億。2年契約の2年目。

長野久義は1.65億→1.2億。4500万円ダウン。私の予想(1.4億)より大きく下げられました。

二人とも成績が成績なので仕方ありませんが、彼ら二人のコメントが興味深かった。

田中「僕なりの仕事をしたい。チームの勝利に貢献したい」

長野「末包が350ヤード?なら僕は400ヤードくらい。笑」


 

バックアップ

チョーさんのマジメなコメントは「勝たないとおもしろくない」でした。

田中広輔も「レギュラーを奪い返すより勝ちたい」の言葉が先に出てきました。

一方で會澤翼と松山竜平は「試合に出たい!」的な言葉が先でした。

 

會澤「143試合出場を目指さないといけない」デイリー

松山「代打で終わりたくない。全試合出られるように」報知

 

当然1億円プレーヤーが最初から控え宣言するわけにはいきません。若手への高い壁であり続けるためにも「全試合出る宣言」は一応やっとかないといけない。

だがこの4人が全試合スタメンするようだとカープの未来は暗い。

私も4人が大好きですが、それとこれとは話が別。

ショートは小園、捕手は坂倉、外野は若手による競争。これが健全な姿でしょう。

ベテラン4人に期待するのはバックアップ。控え。

長野松山は町田浅井のような代打コンビで貴重な戦力。ベンチのアツも第2捕手で輝くことができる選手。

そして本日のテーマは田中広輔の「木下富雄化」構想です。

 

カープのショート事情

私の記憶にはありませんが、秋のキャンプで坂倉将吾がサードノックを受けていたそうですね。

田中広輔や安部友裕がいて、坂倉がサードを練習しているようではいけません。

羽月隆太郎は外野をやめたいと言ってたし、堂林翔太と上本崇司だってサードを守れる。

がけっぷちの中神拓都も内野守備で坂倉に負けている場合ではありません。

 

現在ショートを守れるカープの選手は希少であります。2021年、カープ2軍で最も多くショートを守った選手は矢野雅哉の61試合。次点が韮澤雄也の26試合、3位が小園20試合。三好匠が4試合。羽月、中神、曽根が2試合。あまりの人材難によりアレハンドロ=メヒアも2試合ショートを守りました。この影響からか10月のフェニックスリーグにベテランの田中広輔が帯同するという有り様でした。

花咲徳栄時代の韮澤はショートでしたが、今年本格的にセカンドにコンバートされました。韮澤は来季一軍で試合に出るチャンスが巡ってくると思いますが、たぶんショート韮澤はないと思います。

同じことが安部友裕上本崇司にも言えます。

キクがコロナの時、セカンド安部がけっこう頑張ってくれましたが、ショート安部となると2013年を最後に8年間守備に就いていません。

上本もラジオ番組で「内野はヤダ!センターがラクでいい!」とぶっちゃけていました。ソース 上本の希望はさておき、元々私の構想にショート上本は入っていません。ソース

メヒアがショートの時、上本と安部はセカンドでした。サード林、ファーストクロン。8/48/5のソフトバンク戦でのことでした。

よって来季の1軍ショートは小園と田中で「全イニングの99%」を賄わないといけません。来季は「ベンチ25人の延長12回」に戻る可能性がある。ブルペン8人体制を維持するなら三好匠をベンチに入れにくくなるのです。

 

ハイレベルな控え内野手が必要

以上のようにカープ内野陣の層はちょっぴり薄いです。メヒアの退団も地味に痛い。

小園海斗の打撃と守備にはあまり心配をしていません。ケガさえなければ全試合小園にショートを任せていいでしょう。

林晃汰はまだ安心できません。今年の林は100試合のスタメンで打率.266、10本です。この数字は上がるかもしれないし下がるかもしれない。

1塁手はマクブルームを先頭にそれこそ松山竜平もいます。坂倉将吾を1塁手の数に入れたくありませんが朝山は好きそうです。東出輝裕にストップしてもらいたい。

2塁手も10年連続GG賞のかかる菊池涼介がフル稼働するでしょうが「たまの休み」は必要です。

 

ここで輝くのが田中広輔です。羽月隆太郎もハイレベルですが、ショートを守る点はで田中が有利。

今年の田中はショート42試合、サード21試合を守りました。途中出場が多かったため守備機会は少ないですが、まあ無難にはやれてたと思います。失策数はショート4、サード1。

田中には1塁を除く内野3ポジションを守れるようになってもらいたい。こう書くと木村拓也を連想される方も多いと思いますが、実はキムタクのサードとショートはかなり怪しかったです。「上手ではなかった」という意味です。キムタクの外野とセカンドは上手かった。巨人時代のファーストも上手かった。

 

プロ野球の1軍で内野3ポジションをハイレベルで守れる選手というのは結構いそうで案外いないです。

私は詳しくないですが楽天の鈴木大地とかどうですかね?DeNAの大和?私は彼のサードを見たことがありません。

カープなら木下富雄まで遡るんじゃないか? NINJA300さんならきっと三村敏之まで遡る。高信二や岡上和典もハイレベルだったが彼らは代走守備要員で、やや打力が落ちます。

 

来季の田中広輔にはセカンド、サード、ショートの3ポジションをしっかり守れるようになってもらいたいです。なぜなら、こんなに頼りになるバックアップ選手はいないからです。

田中が毎試合「守備固め」に出るのではなく、林やキクを休ませるためにスタメンで出る感じの5番手の内野手。打力も必要です。「内野のレギュラーが5人になる」と言えば言い過ぎですが、このシステムなら田中も50試合くらいスタメンで出られるし、キクも10年連続GG賞を獲れると思うのです。田中スタメンはサード35試合、セカンド15試合、ショート0試合。途中出場で盗塁したり送りバントしたり四球を選んだりです。

 

木下富雄は毎年100試合に出場して「打率.260、本塁打6本、10盗塁」くらいの選手でしたが、32歳の田中広輔にちょうどいい仕事ではないでしょうか。ちょくちょく試合に出て、これほどの「安定した数字」を残すのは韮澤や羽月にはまだまだできない仕事です。

明日は偉大なる控え選手、木下富雄の記事を書きます。笑

おしまい
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ありがとうございました。

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