ソフトバンクの大竹耕太郎ってあのルールブックの盲点の子やんか!

昨日ソフトバンクホークスの大竹耕太郎投手がプロ初勝利。
育成出身の23歳。NPB史上初めての「育成出身投手でプロ初登板初先発で初勝利投手」なんだそうです。
おめでとう!
彼、実は支配下登録期限ギリギリの7月29日に支配下登録されたばかり。
今季のソフトバンクは故障者続出で勝率5割を行ったり来たり。
NPBにも故障者リストがあれば10人以上DL入りしていそうなチーム状況で、支配下登録上限の70人目の選手として登録されました。
そして背番号はなんと10番!

「なんだよぉ・・・だったら美間優槻に10番くれたって良かったじゃん」
と誰もが思いましたよね。

しかしこの子、すごいキャリアの投手でした。
まず熊本県の済々黌高校出身。自身は甲子園に2回も出場。
2年夏の甲子園
では「ルールブックの盲点」で鳴門高校に勝ちました。
なんやて! 大竹ってあの時の左ピッチャーの子か!?
おっちゃん、よーく覚えてるで。

2012年夏、古豪の済々黌高校が20年ぶりぐらいのめちゃくちゃ久しぶりで甲子園に進出。
いいピッチャーと堅い守りのチームで、めちゃくちゃ高校野球らしいチームでした。
そもそも済々黌は熊本県勢唯一の「甲子園優勝チーム」
その熊本県1回きりの優勝は1958年春のセンバツ。古葉毅のチームでもできなかった全国制覇を果たしました。
この時の決勝戦の相手は中京高校。準々決勝では王貞治のいる早実も破りました。

そんな古豪がいかにも古豪らしく頭脳プレーと堅い守りで緒戦を突破。
こりゃ優勝候補の大阪桐蔭にも勝てるんじゃないか!
大阪桐蔭絶対有利の下馬評の中、私は一人で「いやいや熊本の済々黌が番狂わせをやりますよ!」と発言し続け、大阪府内のブーイングを一身に浴びておりました。
しかし3回戦では藤浪晋太郎を温存した大阪桐蔭に6対2と惜敗。決勝点は森友哉の2ランHR。
大竹君は完投するも惜敗。藤浪は春夏連覇

大竹君は3年生になり、春のセンバツに戻ってきます。
2013年春、内田靖人君のいた常総学院に完封勝利するも、続く済美高校戦で4対1と惜敗。決勝点は安楽智大のタイムリーツーベース。

「いいピッチャーやけど線が細いからプロは無理だろうな」
というのが当時の印象でした。
しかし大竹君は早稲田大学に進学し、虎視眈々とプロを目指していたんですね。
2017年のドラフト会議でソフトバンクから育成ドラフト4位で入団。

いやー素晴らしい根性です。
熊本県下で1,2位を争う進学校から早稲田大学に進学。
プロ指名は育成4位。実質は9位ですよ。
支度金300万円からのスタート。
私ならプロに行きません。絶対就職しています。笑

今年の春のセンバツでは滋賀県代表・彦根東高校の増居君が9回まで花巻東をノーヒットノーラン。
しかし試合は0対0のまま延長10回へ。延長10回裏に1点を取られてサヨナラ負けを喫しました。
一躍プロのスカウトに注目される投手となりましたが、本人の希望はあくまで進学。それも京都大学。
いや素晴らしいです。応援します。

プロを目指すのも目指さないのも人生です。
いばらの道を選んだソフトバンクの大竹投手。頑張ってほしいです。楽しみだ。

おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑

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