2019年の中崎翔太

最近、クローザーの中﨑翔太がチョコチョコ失点を繰り返しております。
ま、結論を言えば「クローザー中崎は動かしちゃダメ」なんですけども。

ちょっとデータを見てみましょう。
7月31日までの中崎 40試合39回 被安打36 防御率2.31
8月1日以降の中崎  7試合 7回 被安打13 防御率7.71
苦戦しています。8月は三者凡退ゼロ。

ずーっと前から言いたかったのですが、
「中崎は血行障害→夏場に調子が上がる」
という話は真っ赤な嘘ですからね。
ザキは2013年のオフに血行障害の手術をしました。右手の人差し指と中指です。
しかしその後の大活躍はご存知の通り。津田恒美のように血行障害から復活、リリーフ投手として台頭していきます。
そもそも春のオープン戦から中﨑だけは半袖シャツで投げているんです。
他の投手はみんな長袖なのに。
また想像で妄想ですが、ザキの血行障害はもう完治していると思っています。

本題。
8月の中崎が打たれている理由はやはり「勤続疲労」なのではないか。
2015年、ヒースに代わってクローザーに定着。そこから毎年60試合登板。
やっぱりね、疲れる時期ですよ。

ちょっとまた見づらい表を作成してみました。
往年の名クローザーの年度別・成績比較シートです。
これほどの名投手たちでも、リリーフで5年以上連続してベストパフォーマンスを維持することはできていません。

※参考記録

佐々木主浩 高津臣吾 岩瀬仁紀 藤川球児 中崎翔太
登板 セーブ 防御率 登板 セーブ 防御率 登板 セーブ 防御率 登板 セーブ 防御率 登板 セーブ 防御率
1989
1990 16 2 5.85
1991 58 17 2.00 13 0 4.23
1992 53 21 2.46 23 0 4.68
1993 38 20 3.27 56 20 2.30
1994 31 10 2.15 47 19 2.86
1995 47 32 1.75 39 28 2.61
1996 39 25 2.90 39 21 3.24
1997 49 38 0.90 51 7 2.04
1998 51 45 0.64 42 3 5.56
1999 23 19 1.93 40 30 2.18 65 1 1.57
2000 63 37 3.16 35 29 2.08 58 1 1.90 19 0 4.76
2001 69 45 3.24 52 37 2.61 61 0 3.30 0 0
2002 61 37 2.52 44 32 3.89 52 0 1.06 12 0 3.71
2003 35 10 4.05 44 34 3.00 58 4 1.41 17 0 3.38
2004 25 19 3.18 59 19 2.31 60 22 2.80 26 0 2.61
2005 9 4 9.00 40 8 5.20 60 46 1.88 80 1 1.36
2006 48 13 2.74 56 40 1.30 63 17 0.68
2007 25 13 6.17 61 43 2.44 71 46 1.63
2008 18 8 0.86 51 36 2.94 63 38 0.67
2009 0 0 54 41 2.12 49 25 1.25
2010 40 26 1.88 54 42 2.25 58 28 2.01
2011 56 37 1.48 56 41 1.24
2012 54 33 2.29 48 24 1.32 12 0 2.57
2013 55 36 1.86 12 2 5.25 17 0 5.82
2014 34 20 3.52 15 0 4.85 32 1 3.92
2015 0 0 2 0 16.20 69 29 2.34
2016 15 0 6.10 43 3 4.60 61 34 1.32
2017 50 2 4.79 52 0 2.22 59 10 1.40
2018 47 26 3.13

クローザーに限らず「リリーフ投手」という仕事は激務ですから、5年連続でベストパフォーマンスを続けることは非常に難しい。
2005~2009年の藤川球児(24~28歳)は凄かった。ノーアウト満塁で出てきて三者三振とか。
藤川のストレートは津田より凄い!と思って見ていました。
それでも藤川以上に「21世紀・最も安定しているリリーフ投手」は中日の岩瀬仁紀でしょう。

岩瀬仁紀。
実は入団当初はセットアッパーでした。
1999年から2003年までの「最初の5年間」で岩瀬は300試合近く登板してわずか6セーブ。
NPB史上最多の400セーブを誇る岩瀬がもし1年目からクローザーだったらこれが600くらいになっていたかもしれません。MLB記録はマリアノ=リベラの652。
ホールドポイントは2005年から採用されており、それ以前のホールド数は公式記録に含まれません。
なので岩瀬の通算ホールドはわずか81。
もし岩瀬の「最初の5年間」のホールド数を数えたらおそらく150以上あると思います。これが記録上ではゼロとみなされています。

岩瀬が大きな故障もなく、こんなにも長期間リリーフで活躍できているのは「負担の少ない投球フォーム」に理由があると思います。

力投型の藤川もよく頑張りましたよ。今も故障から復活して頑張っています。
しかし彼も30歳あたりからはフォークボールも使い始めました。
やはり全力投球型は短命になりがちです。
佐々木主浩も徐々に力感のないフォームへと改造し長い間活躍できました。

中﨑翔太もかつてはmax156kmの力投型でしたが、一軍に長い間いるために徐々にツーシームやスライダーで肩肘への負担を減らす投法へ「進化」していきました。
・・・とはいえ、毎日準備するリリーフはたいへんです。

岩瀬は例外。
藤川も高津も佐々木もやはり4~5年に1度は成績が落ちるシーズンがあります。
私は「それも当然」だと思いますし、「それでいい」と思います。

2018年のクローザーはザキです。最後まで行く。日本シリーズの第7戦の9回もザキ。
ただし来年はオプションを用意しなくてはいけないと思います。
フラちゃんももちろん候補の一人ですが、フラちゃんは「一番ピンチな場面」で使いたいです。
セットアッパーというか「火消し」の仕事がフランスアにふさわしい。

2019年も基本はクローザー・ザキです。
しかしザキがこけた時のことも考えないといけない。
2017年のように猛でもいいですよ。
しかしただの配置転換だけだと「じゃあ猛の7回は誰がいくの?」となるわけです。
7回中崎、8回フラ、9回猛も選択肢の一つ。
ジャクソンが来年カープにいるかどうかわかりません。
へルウェグは未知数。たぶんいないかな・・・
藤井皓哉に大いに期待したが今季は芽が出ず。アドゥワは将来先発でしょう。
一岡、中田はブルペンを助ける存在。最初から勝ちパターンに組み込みたくありません。

二軍で活躍している平岡、ケムナが来年出てきてほしいな。
藤井皓哉も含めた強化指定選手ですよ。セットアッパー候補。
ザキに何かあってから新外国人を連れてくるのではなく、来季の勤続疲労を想定して今から「ザキや猛が故障した時の代替プラン」を用意しておきたいです。

現有戦力ならば先に述べた右腕3人。俺は早く藤井皓哉が見たいんじゃあ!
20歳の長井良太ももちろん候補ですね。

おしまい
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ありがとうございました。

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