若手選手の「育成」とはこういうことです。バッター編

セリーグが弱いです。泣
今年も交流戦で負け越し。セリーグ48勝vsパリーグ59勝。
7月30日現在のセリーグ貯金数は
1位広島+14
2位ヤク -1
3位巨人 -5
4位Dena -5
5位阪神 -6
6位中日-10

セリーグの5チームはなぜこうも弱いのか?
偉そうに言ってますがカープも5年前までは弱かったですよ。忘れていませんよ。
2015年のカープは7月末時点で42勝47敗。首位阪神に4.5ゲーム差の4位。
2014年のカープは7月末時点で47勝42敗。首位巨人に3.5ゲーム差の3位。

この頃のカープはペナントレースの後半戦をどのように戦ってきたか。
ちょっと振り返ります。
まず2014年。
前半戦快進撃の立役者エルドレッド(34歳)が不調に陥るとスパッと見切り、四番にライネル=ロサリオ(25歳)を抜擢。
先発陣はドラ1軍団が安定していたもののリリーフに苦しんでいた。救世主一岡は前半戦で離脱。3年連続50試合登板の今村も不調。そこに現れたのが6年目の中田廉(24歳)。この年66試合に登板。9勝8敗でブレイク。
さらに7月末にはデュアンテ=ヒースを獲得。この年は先発投手として7試合に登板し3勝0敗。
いつもは失速する「勝負の夏」にカープはロサリオやヒースの活躍で巨人を猛追。
8月末には1ゲーム差の2位まで躍進!
しかし9月に巨人との「経験の差」を露呈し失速。巨人優勝。広島3位。

2015年は黒田博樹が電撃復帰。新井もどさくさで復帰。
新外国人のクリス=ジョンソンがいきなり1安打完封。マエケン(27歳)も健在。カープラストイヤー。
緒方新監督は最高の船出・・・に見えたが、その後なぜか7連敗。
苦手だった交流戦をなんとか粘り、借金2とか3とかでギリギリ首位戦線にくらいついていく。
グスマンとシアーホルツもいまいちで新井とエルドレッドが日替わり4番。
8月以降のカープはキクマルを12番に固定し、タナアツを7番8番で固定。
3~6番は相手を見て日替わり打線。新井、エルドレッド、松山、梵、鈴木誠也・・・
しかしカープは大型連勝のないまま、勝率5割前後を行ったり来たりで4位フィニッシュ。

優勝はヤクルト。流行語大賞はトリプルスリー。
山田哲人(23歳)は前年に.335、29本塁打で足がかりを作って2015年にセリーグMVP。
2番川端4番畠山も順調な成長曲線を描いていた。
リリーフ3枚の大活躍も大きかったが、ヤクルトの強力打線には混セを抜け出すだけの確かな実力が備わっていました。

2014年は野村謙二郎4年目。
2015年は緒方孝市監督1年目。
この2年は優勝を狙った年でしたが、若い監督、若い選手は優勝できませんでした。
しかし決して外国人だけに依存せず、若い力も試してきました。
それが今季の3連覇に大きく活かされています。

2014年はキラとエルドレッドでなく、カープアカデミーのライネル=ロサリオが活躍。
ロサリオ自身は高年俸を求めてアメリカに移籍しましたが、彼の活躍はアカデミーの練習生だったバティスタフランスアに大きな勇気を与えたのではないでしょうか。
2015年もカープはグスマンとシアーホルツを擁しながら、あえて松山、誠也、堂林ら生え抜き選手を中軸で起用しました。その若い人をサポートしたのが新井貴浩。
ブルペンも今村猛がいない2年間を一岡、中田、大瀬良で支えてきました。この間に中﨑翔太が台頭してきます。

負けたけど2014年と2015年のカープはペナントレースを最後まで戦いました。
弱かったけど、優勝も育成も最後まで諦めませんでしたよ。
前年6位から一気に優勝したヤクルトも2014年にしっかりと土台を築いていましたが、カープもこの「悔しい2年間」があったからこそ、タナキクマルが自立し、三連覇チームの「土台」が築けたのではないか。

チームの土台とはチームを勝たせる選手。
今日はバッターの話だけに絞ります。
今のカープには「チームを勝たせるバッター」がたくさんいます。
セリーグがずっとパリーグに負けているのはもしかして「主軸打者を育成できていないから」ではないでしょうか。仮説。

カープのクリーンアップは「丸ー誠也ー松山」
中日は「平田ービシエドーアルモンテ」
ヤクルトは「山田ーバレンティンー高井」
阪神は「糸井ー福留ーロサリオ」
巨人は「マギーー岡本ー亀井」
DeNA「ロペスー筒香ー宮崎」

けっこう凄い。
でもパリーグはもっと凄い。
「柳田ー内川ーデスパイネ」
「浅村ー山川ー森」
「近藤ー中田ーレアード」
「ロメロー吉田ー伏見」
「中村ー井上ー角中」
「島内ー今江ー銀次」

楽天はちょっと苦しんでますが、他の球団はおおむね「自前で育てた選手」か「将来のホープ」が主力を張っています。
主力を張るとは「試合に出続ける」ことです。
セリーグのチームはなぜか「試合に出続ける」ことができていません。
現王者ソフトバンクホークスも実はいつまでも安穏とはしていられない状況です。
ポスト内川やポスト熱男が不在。上林は3番タイプ。

DeNAの細川君とか阪神の大山君とか、何してるんでしょうか?
カープは二軍で坂倉(20歳)中村(19歳)を育成中。

■打者の格付けランキング。成長曲線。
<1>ルーキー。得意なポイントをしっかり打てるようになる
<2>育成期。試合に出続ける(一軍でも二軍でもOK。経験と体力を養う)
<3>一軍半。自分が打てないでチームが敗戦。悔しい!←重要
<4>一軍選手。成長する。打てなかった球を打てるようになり始める
<5>レギュラー。自信がつき、どうしても打てなかった弱点が消える
<6>中心選手。勝利のために自分が何をするべきかわかっている
<7>チームの顔。チームを勝たせることができる選手。完成形

今シーズンのペナントレースでは
<3>が期待のホープ。阪神の大山、陽川、中谷、高山、北條とか。堂林翔太
<4>に来たのが巨人の岡本和真と西武の森友哉。
<5>はオリックスの吉田正尚、西武・山川穂高。
<6>が鈴木誠也、浅村栄斗、山田哲人、柳田悠岐。
<7>が筒香嘉智、坂本勇人、丸佳浩、内川聖一。

中田翔と外国人を除くチームの主力、レギュラー選手ってこういう位置づけです。独自の見解。
いくら巨人のゲレーロが本塁打王を獲っても、彼はチームを勝たせる選手(6や7)ではありません。
あくまで<5>です。こういう選手が四番では長いシーズンを勝ち抜けないと思うんです。
ちなみにあの大谷翔平も私の中では<5>です。チームを勝たせる選手ではない。もちろん能力は凄いですよ。

ついでに元<6>とか元<7>の人たちについて。
例えば新井貴浩、阿部慎之助、福留孝介、そして村田修一。
彼らはチームが苦しい時に助けてくれることができる選手。
一年中ずっと四番を張ることはできませんが、ベンチにいればチームは安心します。
だから村田を切ってゲレーロ獲得はダメだったんです。
巨人には<5>の選手はたくさんいますが<6>と<7>が足りないんです。補強するのはここだったんですよ。
阪神の糸井、巨人の長野、みんな5です。グッドプレイヤーですがチームの顔とは言えない。
12番タイプの田中広輔、秋山翔吾も5。グッドプレイヤーですがチームを勝たせる選手かと言えばそうでもない。イチローもそうかもしれない。

やはりペナントレースは「四番」が重要ですよ。「返す人」と言ってもいい。
個人成績が奮わなくても、泥臭くチームを勝たせる四番打者。
私は中田翔の打撃をまったく評価していないのですが、彼は毎年100打点を挙げ、日本シリーズでもカープを撃破するとどめの一撃を放ちました。メンタルが強いのかな?よくわからん。

とにかくこういう打者を育てていないのがセリーグかと思います。
巨人なら岡本和真が出てきましたね。阪神は大山が最有力候補か。
DeNAの細川君はどうしたの?まだ19歳だから焦んなくていいけど。
ヤクルトは山田哲人の次が村上君か。
中日は苦しい。ドラフトでいろいろ獲ってはいるけども・・・
高橋周平は何が何でも鍛えないといけないでしょう。

主軸打者は必ずしも長距離砲でなくていいんですよ。内川聖一だって長距離砲ではありません。
ホームラン以外でランナーを返せるバッターを育てたい。
ヒット、犠牲フライ、右打ち、フォアボール。いろいろあるんですよ。点を取る方法は。
巨人の若手では吉川、田中、重信を使ってますが、彼らは「塁に出る人」です。
巨人の弱点は返す人なので、下位打線にもう少し若い打者が欲しいです。
私が注目しているのが大城と宇佐見のキャッチャーコンビ。小林もいい捕手ですが、1番から7番まで切れ目のない打線なら守備力で小林。しかし四番が若き岡本ならばチーム全体で点を取って岡本を援護しないといけない。なので私なら「打力&守備力の総合力」の大城を使いたいです。
長野と陽がピークを越えた感じなので外野のポイントゲッターも欲しいですね。宇佐見はレフトとかライトとかできないのかな? 中井大介ももっと外野で使わないともう内野はいっぱいですし。
外野手を安易にFA補強しちゃダメですよ。育成ですよ。
内野手のFA獲得は論外。中井をどうすんの!「丸が欲しい」って言う巨人ファンもさすがにここだけは同意見でしょ。巨人が今オフに浅村を獲ったら大爆笑です。笑

おしまい
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ありがとうございました。

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