高校生の球数制限問題と大谷翔平を代表に呼べるか問題

ちょっと旧聞ですが、金足農業の吉田君問題。
私なりの意見を述べたいと思います。

まず高校野球に球数制限ルールを設けるべきか否かについて。
私は球数制限に「反対」です。
野球の「ルール」によって制限するのがイヤなんです。
投球過多を防ぐのは「ルール」でなく、大会運営者や各チームであるべきと思うのです。
「いや、それができないからルールで改正するんだよ!」
というご意見もわかります。正しいです。ルールが改正されればもちろん私も従います。

しかし・・・
どうも私は昭和の古い人間ですので、野球にチマチマしたルールが追加されるのが好きくないんですよ。
例えばDH制。1980年代にパリーグで導入され、今やセリーグも導入した方がいいんじゃね?みたいな空気も漂っています。
ただやっぱり私は「断固反対!」の立場。

私は何かを変える、古いものを新しくする、組織を改革することが大好きです。
いっぽうで古いものを残すこともリスペクトしています。
一時、大相撲で女性を土俵に上げるべきかどうか問題も騒がれましたが、これも古いしきたりを守るということで私は良いと思っています。つまり女性は土俵に上がらなくていいという考えです。

私は単純に野球は9人でやりたいんですよ。
学生時代はそうだったじゃないですか。
野球技術が高度化するにつれて、いつの間にか「投手は打たなくていい」ことになりました。
別にいいです、これでも。ただし「投手は打たなくていい」を決定するのは各チームであって、ルールではないですよね。

カープは昔から投手の打撃練習に力を入れています。
今季は大瀬良も結構打ってるし、岡田は昨日も犠牲フライです。

「だから何?」と言われたら別に言い返すこともないんですが、野球は9人でやりたいと言うことですよ。
私がもし投手なら打席に立ちたいです。

話を高校野球に戻しますけど、もう大学リーグではDH制が一般的になってきています。
国際大会では中学生、高校生もDH。国内シニアリーグではまだ「投手で四番」が主流だと思うんですけどね。←未確認

実際、吉田君みたいな使われ方をされた投手は高い確率で上の世界で活躍できていません。
※参考データ「90年以降の甲子園出場投手の投球数ランキング1位斎藤佑樹」
甲子園5期出場の荒木大輔、桑田真澄は何球投げたんですかね?気になります。
荒木は高校3年生の時にはもう故障していましたね。球の伸びがなくなっていました。
安楽と沖縄水産の大野が一番の「被害者」ですかね・・・

もちろん未来ある投手の将来を守ることは大人の義務です。
子供は「ぶっ壊れてもチームのために投げたい!」と考えるものですから。
しかし守り方として野球のルールを変えるのが私はイヤなんです。
投手の守り方は「試合間隔を空ける」ことがいいと思います。
「試合会場を複数にする」こともいいですね。野球のルールでなく大会のやり方を変更したい。

この夏の大会のように48チームが出場する大会では1回戦が24試合組まれます。
球場が3つあれば1日に12試合できます。すると1回戦は2日で終わります。2回戦は1日で終わる。
こうすればベスト8以上の試合で「中1日」の休みを作りやすくなります。
グリーンスタジアムや大阪ドームも使えるし、岡山はちと遠いか?大阪の舞洲や京都の西京極も素晴らしい球場ですよ。
とにかく高校サッカーの全国大会は国立競技場1ヶ所だけでやっていません。複数の球場で開催しています。野球でも同じことができます。

私は試合中に子供達がチマチマ投球回数を数えてる姿を、たぶん好きになれないです。
プロ野球観戦ならテレビやスコアボードに出るのであれこれ考えられて楽しいです。
しかし試合中のグラウンドレベルで、選手達はもっと他に考えたり数えたりしないといけないことが多いんです。
「さっきこの子、このコースを振ってきたな」とか「さっき2塁打打った子やな。外野を下げるか」とか。

こういうプレー以外のことを考えさせたくないです。子供に。
そういうことはもっと大人が上手に考えてあげたらいいんじゃないかな。
球数制限ルールを設けることは、野球が変わると思うんです。
私はなるべく野球のルールを変えたくない。いまだにビデオ判定と申告敬遠には抵抗があります。

んで最後に大谷翔平の話。
メジャー1年目で15号本塁打。すごいなあ。1年目の日本人最多HRは18本だそうです。城島健司。
彼、もうWBCには出場しないでしょうけど、もしWBCの地位が向上して世界トップの大会になったとしたら、日本がWBCで勝つために大谷君を代表入りさせられるかどうか?
私が監督なら大谷を代表に呼べないです。

「なんでや?二刀流で使いやすいやんけ?」
と思われるかもしれないですが、もし1チーム32人くらい選出できるなら呼びます。
しかし28人とかならちと厳しいのでは?
プロで投打の二刀流と言いますが、大谷の弱点は「守備ができない」「連投ができない」こと。
いや、できるかもしれません。WBCが最後の試合で「もうケガしてもいいよ」ってんならできると思います。

しかしプロで連投したことがない投手と、プロで守備をほぼしたことがない野手を私は28人に選べないです。
先発投手としてなら選出できるかもしれませんが、代打に枠を1個使うことはできまません。
つまり28人のメンバーには入るが、その試合のベンチ入り人数がもし25人ならばいくら大谷でも投げない日の代打1打席に1枠を使えないと言うこと。DHなら可能性ありますけど・・・

なんで今こんな話をするかというと、これほどの大選手でも近代野球の二刀流は難しいということ。
高校野球でも四番投手は少なくなっています。アマチュア野球も高度化しています。
高校野球に球数制限を設けろとか、DHをセリーグにも、って議論も理解できます。
理解できますが、野球が変わることが私はコワい。
草野球は7イニングですが、たまに9回やるとめちゃくちゃしんどいです。
球数制限ルールは極端に言えば「高校野球を5イニングにしましょう」と言われているようなもの。
選手を守るため、9回は長すぎる、と言われて理解はできるが抵抗を感じる・・・のが昭和の野球部員です。

大谷翔平はもの凄い才能の持ち主で、大尊敬しています。
ロマンあふれますし、興業としても素晴らしい成果を上げています。
ペナントレースなんかのリーグ戦には素晴らしい結果を残すでしょう。
しかし短期決戦やトーナメント戦でチームが勝つためには決して使いやすい選手じゃない。
DHがあるから二刀流をやれている・・・というのはご本人も認めています。

やっぱり私は投手が打席にたつプロ野球が好きです。
カープがセリーグだからじゃありません。
9人の野球が伝統あるクラシックルールだからです。

おしまい
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ありがとうございました。

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