鈴木誠也の成長曲線vol.2 右足骨折から3連覇まで

vol.1からの続きです。鈴木誠也の成長曲線年表vol.2。2017年~2019年。

 

2017年(プロ5年目)

誠也22歳。2017年1月1日に前年日本一を争った日本ハムの大谷翔平と新春対談。※スポニチ[大谷&誠也対談]

1月の自主トレでは2年連続内川塾に入門。この頃から誠也は「バッティングを作る」という言葉を使い始めました。昨年の神がかりな活躍はもう忘れて新しい打撃を作ると。誠也の言葉を借りると「体も大きくなってきているので、昔のフォームに戻すんじゃなく、今年の自分に合った今年の打ち方を作りたい」ということ。現役時代のイチローも毎年「今年のフォームは・・・」などと同じことを言っていました。

3月には日本代表として第4回WBCに出場。東京ドームで行われたグループリーグでは7番ライトや6番センターで先発出場。二次リーグのオランダ戦では延長タイブレークの先頭打者として途中出場の誠也に打席が回りました。ここで誠也は中田翔に「任せましたよ」と言って初球に送りバントを成功させました。日本は順当に決勝トーナメントに進出しましたが、準決勝アメリカ戦で2対1の惜敗。この試合、誠也に出番はありませんでした。

3月31日にセリーグが開幕すると前年王者のカープはいきなり怒濤の10連勝。開幕直後は新井貴浩(40歳)と鈴木誠也(22歳)が交互に四番を打ちました。誠也はWBCの疲れも見せず、四番の重圧にも負けず徐々に四番に定着。4月25日以降はずっと四番を張り続けました。

5月には「カープの主砲が金髪美女と密会!?」と初フライデーされました。以後、誠也がホームランを打つと「揉みってるポーズ」がチーム内で流行。真相は同級生のお誕生日パーティーだったらしいです。

5月17日のマツダスタジアムでのDeNA戦。9回表4対2。カープ2点リードの1死12塁。宮崎敏郎のライト前の当たりに誠也が飛び込んで後逸、同点。記録は2点三塁打。投手は今村猛(26歳)。この時外野守備走塁コーチの河田雄祐コーチは誠也に「あれでいい。次も突っ込め。投手を助けろ」とアドバイス。以後、誠也の守備は格段に向上していきます。

6月14日のオリックス戦で2年連続サヨナラホームラン。パワプロの誠也に「オリックスキラー」が付く。

6月30日はエルドレッドと共にヒーローインタビュー。これが伝説の通訳ネタインタビュー。まずエルドレッドが英語で話し始め、次にアナウンサーが誠也に話を向けると「ウェロウェロウェロウェロ、ウェロウェロ」とテキトーなハナモゲラ語(死語)を披露。完全なアドリブでしたが西村通訳が瞬時に「ジョンソンが頑張っていたのであそこは絶対に打ってやろうと思ってました」と通訳(笑)。球場馬鹿ウケ。翌年、上本崇司と野間峻祥がこれをマネして球団から怒られました。

8月22日横浜スタジアム。DeNA戦の守備でライトフェンスに激突し右足を剥離骨折。この時誠也は大ケガであることをすぐに察知して「二軍に行きたくないー!」と騒いでいたとか。急いで駆け寄った丸佳浩(28歳)と菊池涼介(27歳)はこの誠也を見て爆笑していました。

9月18日甲子園。デーゲームの阪神戦ででカープは2年連続のリーグ優勝を決めました。胴上げ投手は今年も中﨑翔太(25歳)。ウィニングボールはショートフライを抑えた田中広輔(28歳)。緒方監督の胴上げの時、西村通訳に肩を貸してもらいながらケンケンで胴上げの輪に加わった誠也。グラウンド一周は親友の野間峻祥(24歳)と西川龍馬(22歳)にだっこされ、ベンチに戻る時はエルドレッド(37歳)におんぶされてました。ビールかけには松葉杖と金髪のカツラで参加しました。ここでもフライデーネタを見せる誠也なのでした。

誠也不在のカープはCSで3位のDeNAに敗退しました。

【一軍成績】115試合 打率.300、26本、90打点、16盗塁、OPS.936(リーグ1位)、オールスター(2回目)、ベストナイン(2回目)、ゴールデングラブ(2回目)

誠也は11月のテレビ番組で「あのままシーズンが終わらなくて良かった。ケガがなければ人として終わっていた。ナイスケガでした」「今までの自分は感情的になったり、ダメと分かっていても抑えられなかったり。気持ちの状態が悪かった」「病院でリハビリする子供たちを見ていて、野球がうまく行かないくらいでイライラしていた自分は実は幸せだったと気が付いた」などと発言。ケガともポジティブに向き合いました。

 

2018年(プロ6年目)

骨折したときに「無敵の体で帰ってきます」と宣言した鈴木誠也の6年目。23歳。

足のケガのため内川塾は断念。しかしマジで一回り大きな体でキャンプイン。足をかばいながらのスロー調整。

開幕戦では四番に座った誠也でしたが、4月4日に早くも登録抹消。緒方監督は「最短の10日で戻すため」と説明しましたが、誠也の復帰は4月18日でした。ファームでも代打でしたが、一軍昇格直後もしばらく代打要員。ようやく四番に復帰したのは4月26日でした。当初は3三振したりエラーしたりとなかなか調子が上がりませんでした。

4月28日の阪神戦では満塁ホームランを放った後、決勝点は2塁ベースに当たるラッキーなヒット。今季初のお立ち台で「ありがとう、ベース」とコメント。

5月17日の中日戦でルーキーの鈴木博志(21歳)から逆転2ラン。ちょっとお上品な言葉を吐きました。

6月24日の阪神戦の9回表に1死23塁で3番の丸佳浩(29歳)を敬遠し誠也勝負。誠也,怒りの満塁ホームラン。めっちゃ怒ってました。笑

8月1日のヤクルト戦では5打数5安打7打点。2HR、2二塁打、1単打。

8月23日のヤクルト戦で3年連続サヨナラホームラン。この試合は一時7対0とされ、そこから大逆転した試合。緒方監督は「数々の試合を経験したが、一番の思い出になる試合」と発言。この日は奇遇にも誠也が1年前に骨折した日なのでした。

9月26日のヤクルト戦でカープのセリーグ3連覇が確定。胴上げ投手は中﨑翔太(26歳)。空振り三振で會澤翼(30歳)がガッツポーズ!

CSでは巨人を3タテ。日本シリーズは1勝4敗1分で敗退。誠也は3HR。敢闘賞に終わりました。

年俸が9000万円から1億4000万円にアップ。背番号1への変更も同時に発表されました。

【一軍成績】124試合 打率.320、30本、94打点、4盗塁、OPS1.057(リーグ2位)、オールスター(3回目)、ベストナイン(3回目)

このオフに鈴木誠也はオフィシャルブログを立ち上げました。んでなんと「右足のボルト」を抜く手術をしたとブログで公開。私はたいへん驚きました

テレビ番組で「一番カッコいいユニフォームは巨人」と発言し、カープファンがちょっと焦りました。笑

 

2019年(プロ7年目)

誠也24歳。2年ぶりの内川塾に弟分の坂倉将吾(20歳)と共に参加。

オープン戦からホームランを打ちまくり、私は「一人フライボール革命」と命名。しかし誠也は終始「ボクはホームランバッターじゃありません」と言い続けていました。

開幕直後は三冠王かという勢いでスタート。視察に訪れた日本代表の稲葉篤紀監督(46歳)も「東京五輪(2020年)の四番候補」と太鼓判。暖かくなるにつれ、ボルトを抜いた足も状態が上向き、盗塁数が増えて守備範囲も広くなりました。誠也バズーカも威力が増した。

5月15日のヤクルト戦でサヨナラ2ラン。これで4年連続サヨナラホームランとなり、91~94年の広澤克実(ヤクルト)以来6人目のプロ野球タイ記録。

オールスターゲーム第1戦で初めてセリーグの四番に座り、第2戦のホームランダービーでも初優勝。

8月に熱愛発覚。新体操の人。実はフライデーされた時にはもう入籍を済ませていた。やるな誠也。

その後チーム事情で3番を打ち、9月には首位打者最高出塁率の二冠に輝く。チームは4位。なお2019シーズンはプロ入り初めて「四球数が三振数を上回る」こととなった。これも大打者の証明

シーズンオフのプレミア12では日本代表(侍JAPAN)の四番に座りチームを優勝に導く。自身も打率、打点、最多本塁打の三冠と、大会MVP、ベストナインを獲得。決勝ラウンドの行われた東京ドームで観客全員がスクワット応援からの誠也コール。カープの四番が全日本の四番として野球ファンに認められた大会となりました。

12月にハワイで挙式。お二人でカープユニを着たツーショットを公開。カープファンが歓喜しました。

おしまい
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ありがとうございました。

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