クローザー抜きでリーグ優勝を成し遂げることは可能か?

あと10日で2020年のプロ野球が開幕します。

私の順位予想は「カープ危うし!」なんですが、他の解説者にまで「カープはBクラス!」なんて言われるとちょっとムカつきます。身勝手なものですね。


 

ケガ人続出

多くの解説者がカープをBクラスと予想する根拠は「ブルペンの弱さ」です。

現状、中﨑翔太が手術明け、フランスアの調子が上がらない、新外国人は打たれる、中村恭平も故障。

一岡竜司と菊池保則は好調。塹江も順調。高橋樹也と藤井皓哉に開幕一軍のチャンスあり。

二軍調整の今村と島内は情報がなく、もしも今村と島内まで一軍で投げられない状態ならカープのブルペンはとても苦しいです。

でもちょっと待って下さいよ。

クローザーが不在なら本当に確実に優勝できないのかな? クローザーは100%の必要条件かな?

ひょっとして、もしかして・・・

 

いなくてもなんとかなるんじゃね?

常識を疑え。

 

佐々岡構想

佐々岡新監督の就任当初のリリーフ構想ではこうでした。

抑えは強い球で三振を取れる投手

んで就任早々の10月に「岡田明丈のリリーフ転向」を表明。

岡田明丈はフランスアと並ぶチームナンバーワンのパワーアーム。私も大賛成です。

岡田フラに続く豪腕が島内颯太郎と中村恭平。

塹江敦哉も平均球速150kmですが実は塹江はまだストレートで空振りが取れません。チェンジアップを使いこなせるといいんですが、今の塹江の持ち球は150kmの4シームと140kmの高速スライダー。ゴロを打たせるスタイルになっています。

 

しかし岡田とフラがオープン戦で結果を出せず、中村恭平は故障離脱。まあきょんぺーの場合はケガがなくても9回はちょっと心配。セットアッパーが適材適所でしょう。

DJジョンソンは西武戦で2試合連続被弾。

昨日は3対2、カープ1点リード。8回表2死無走者で4番山川穂高。初球カーブ2球目カーブ。どちらもボールでカウント2-0。

バッターは当然ストレート待ち。キャッチャー坂倉もストレート要求。DJのストレートが山川に通用するか確認作業。

3球目ストレート150km。ライト方向へのファール。打球角度は良かったが山川はDJに押し込まれた。

んで4球目、坂倉もう一度ストレート。今度は山川がレフト上段に特大アーチ。

 

実は山川はこれで2打席連続ホームランでした。岡田とDJ。岡田は2-0からストレート。DJは3-1からストレート。

フランスアならこの配球で山川を抑えられたかもしれません。岡田とDJはダメでした。

 

これがカープの方程式!

ベテランの一岡、菊池は順調です。

フランスアもまずは勝ちパターンで発進するでしょう。それだけの実績。鈴木誠也に並ぶセリーグのMVP候補。

順番はともかくまずこの3人で開幕しそうですね。DJはまず気楽なところからファンとベンチの「信頼集め」をして下さい。

ブルペンが7人なら残りの3人は塹江敦哉(100%)、岡田明丈(80%)、高橋樹也(60%)が濃厚。()内は開幕一軍確率です。

塹江敦哉の開幕一軍は決定でしょう。それだけの力が去年からあります

ブルペン8人ならアドゥワか薮田。

 

佐々岡は「抑えにパワーアーム」と言いましたが、そんなことにこだわる必要はありません。

過去には「8回剛腕・9回テクニシャン」という必勝リレーが無数に存在しました。

1990年代ヤクルトの「五十嵐亮太→高津臣吾」

2000年代中日の「浅尾拓也→岩瀬仁紀」

2010年代広島の「フランスア→中﨑翔太」もその一つ。

毛色は違いますけど、90年代西武の「潮崎→鹿取」も奪三振マシーンからの熟練投手でした。

 

2020年のカープもまずは「一岡→フランスア→菊池ヤス」でスタートして、DJが勝ちパターンで使えれば使う。

6月後半あたりから「菊池ヤス→フランスア→中﨑」に戻せば良い。もし将来「中﨑先発構想」があるなら、9回を岡田や島内に任せられるような育成も開始しないといけません。

 

クローザー不在で優勝したチームはあるか?

クローザー不在。

つまり「9回の投手を固定しないチーム」が過去にリーグ優勝したことはあるのか?

ちょっと調べてみました。

21世紀のセリーグ優勝チームにはどのチームにも30セーブ前後のクローザーが存在しました。

2000年の巨人はチーム最多セーブ投手が槙原寛己の9セーブでした。

セリーグで最後に「クローザー不在チーム」が優勝したのは20年前のことでした。

 

一方、パリーグにはクローザー不在の優勝チームがいくつか存在しました。

2013年の楽天。ラズナーがケガで8月にチームを離れると日替わりクローザー。斎藤隆(43歳)が4セーブ、青山浩二が11セーブ。

2004年の西武も最多セーブが豊田清の11セーブ。森慎二4セーブ。

2003年のダイエーホークス。スクルメタ11セーブ、篠原貴行10セーブ。

「クローザー不在チーム」が優勝したのはセリーグで20年に1回。パリーグで20年に3回。

合わせて40年に4回です。クローザー不在で優勝できる確率は10%。

なーんだ・・・

あんがい戦えますね。クローザー抜きでも。

 

ちなみに2000年の巨人は江藤の満塁ホームランからの二岡のサヨナラホームランで優勝。胴上げ投手が不在でしたが日本シリーズでは若手の岡島秀樹が胴上げ投手となりました。

2003年のダイエーと2013年の楽天は、共にバケモノ級のエースがチームを牽引。

田中マー君24勝0敗。斉藤和巳は20勝3敗。少々の小さい課題はぶっ飛んでしまいました。

 

興味深いのが2004年の西武ライオンズ。

松井稼頭央がMLBに移籍したシーズン。森→豊田の黄金リレーが揃って故障。主砲カブレラも故障で松坂はアテネ五輪。

でも西武は優勝しました。MVPはダイエーの松中信彦でしたけど。

監督は就任1年目の伊東勤でした。

2020年のカープと共通点が多いですね。おしまいです。

おしまい
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ありがとうございました。

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