今季初の対外試合vsロッテ戦をふり返る

2021.2.16(火)

広島 0-7 ロッテ コザ

ロッテの打球がカープの外野手の頭を次々超える。

カープの打球がロッテの外野を超えたのはわずか2度。しかもどっちも外野フライ。アウト。

ちっ・・・また言われるぜ。

「パリーグの打者はスイングが強い」

しっかりせい。


 

64大嶺祐太

いやロッテは強いよ。

ソフトバンクってもっと強いんか? ホンマか?

私が良いなと思ったのは大嶺祐太、中村奨吾、佐藤都志也。

甲子園のアイドルだった大嶺祐太ももう32歳か。高校時代の150kmはなくなりましたが、昨日はテンポとコントロールが非常に良かったです。

トミージョン上がりで背番号も64に変わりました。1→11→30→126→64。

今年はプロ初の二ケタ勝利狙えるんちゃう? 大人のピッチングを見せてくれました。

15年前のドラフトで大嶺君はソフトバンクと相思相愛。一本釣りかと思われていました。

そこへロッテが強行指名。大嶺サイドは「浪人する」とまで言いましたが結局ロッテ入団。

大嶺君はガッカリしたけどカープファンは大喜びでした。なんでかと言うとPL学園・前田健太の単独指名が確定したから。ロッテとくじ引きする覚悟でしたから。

とにかく頑張れ大嶺。スタミナ面は知らんけど昨日の投球なら十分二ケタ狙えます。2回無失点。

 

66遠藤淳志、23薮田和樹

カープ先発の遠藤も好投。

ボールもイキイキしてましたが。試合後のコメントがもっとイキイキしていました。

いやあ、この貫禄で4年目の21歳。頼もしいねえ。

ドラフトの時にいいピッチャーだとは思いましたけど、線が細くて二ケタ勝利まで6年かかると思ってました。

4年目でもはや三本柱に次ぐ存在。ローテ4番手なので遠藤はカード頭で相手エースと対戦する機会が少ないです。最多勝を狙える可能性すら感じます。

打線の援護と体調管理がしっかりできれば遠藤の個人タイトルは決して夢ではありません。

ちなみに前田健太が1回目の沢村賞を獲得したのは4年目です。あんときゃマエケン、球宴までに11勝してました。

 

薮田はツーシーム(シュート)の軌道が変わりました。バリバリ空振りを奪っていました。

以前は速くて小さい曲がり、今年は遅くて大きい曲がり。

140km台のツーシームもまだ持ったままかもしれませんが、130km台のシュートはキレと威力がありました。注目。

 

147コルニエル、57法彦、43島内

田中法彦と島内颯太郎も100点コンビやんけ。知らんかった。

コルニエルは2回3失点。法彦は1回3失点。

ごめんやけど、この二人はこれが実力です。

コルニエルはセットポジションになるとストライクが入らない。高校野球か。バッサリ

本人が最近「セットアッパーやりたい」って発言したんですよ。私は「ん?」と思いました。「無理やで」と思いました。

細かいプレーと制球がアバウトなのでリリーフはコワすぎる。球威も156kmという話でしたがここまで見てて球威はあまり感じません。汚い回転のストレートなのでゴロピッチャーでしょう。そこを武器にしろ。

リリーフで三振をバッタバッタ取るタイプではありません。先発で内野ゴロを打たせるタイプ。以前も言ったでしょ。コルニエルはミンチータイプです。

 

田中法彦。

真っ直ぐは良い。だけど変化球が高校生レベル。

曲がらないんじゃなくてフォームが変わるんですよ。腕が緩むだけではなく体全体が緩む。んで相手に丸わかり。

セットの構えから左足を上げ、下ろしていく段階でもう緩む。腕より先に足が緩んでるので打者はますますタイミングを合わせやすい。

田中法彦の昨日の成績は「中飛、中飛、四球、左本、中二、右三、中飛」。全部外野まで運ばれてます。しかも下位打線。

コルニエルはもう1回追試をしてもいいですが、法彦の開幕一軍は無理です。ゴメンね。

 

島内。

1回を三者凡退。今年もストレートはシュート回転してますねえ・・・

2~3球投げたサークルチェンジはいいとこに落ちてました。三振も取りました。このチェンジアップがあればシュート回転のままでも三振を奪えます。

去年は真っ直ぐとスプリットだけでしたが、今年はまたチェンジアップも投げるようです。

阪神→オリックスで活躍した野田浩司さんは引退までずっとシュート回転のまま投げ抜きました。あの人はストレートとフォークでしたけど、島内はストレートとチェンジアップ(サークルチェンジ)。どちらもシュート気味ですからバッターは迷うと思います。大きな武器になりそうな感じがしました。

 

攻撃陣

クロン3タコ、堂林2タコ。

クロンは悪くありませんでした。タイミング合ってました。

堂林は痛くない死球と遊ゴロ、一ゴロ。内容の薄いミスショット2つ。紅白戦でも「甘いタマをボテボテ遊ゴロ」がありました。微調整して下さい。あなたカープの主砲ですから。

羽月は3タコですが野手正面のいい当たりが2本ありました。これが「2安打」ならば開幕1番にグッと近づけたんですがね。「内容が良い」だけではダメなんですよ。レギュラーを獲るには成績が伴わないといけない。ましてや羽月の相手は菊池涼介である。羽月は「出場全試合でマルチ安打」を記録するくらいでないといけません。シーズン200本安打くらいのペースで打たないとキクからポジションを奪えませんぞ。

大盛と矢野は各1安打。守備もまずまず。久々の安打に大盛も嬉しいでしょう。

 

林晃汰。

ついに金石と河田に「打球を引っ張れない」ことがバレました。

ロッテの外野手は林の打席でレフトのファールライン上に守ってました。私はたいへん屈辱的でした。

林はナメられてます。「どうせ前に飛ばないだろ」と。ロッテの外野手に。

誰や、あのレフトは・・・

岡大海(29)でした。またアイツか。クソ生意気なヤツやのう。

岡にはホームランまで打たれました。あのボケ、いつかシバいたる。

私も現役時代はけっこうナメたポジション取りをしていましたが、敵にやられるとこんなにムカつくものなのね。

見返しなさい、林君。

 

中村の捕球と石原の送球

中村奨成と石原貴規がまた守備で魅せました。

「この二人の守備力は坂倉より上」と何度か書いてきましたが、ひょっとするとアツより上かもしれん。「かもしれん」ですよ。笑

中村奨成はワンバウンド投球のキャッチングが上手い。遠藤の低めのチェンジアップをバシバシ捕球してました。

石原貴規はコルニエルと法彦と組んだんですがリードが良い。以前も書きましたが捕手のリードというのは配球だけではありません。投手を盛り立てることも重要な仕事。ストライクが入らなくて困っている投手を一生懸命引っ張っていました。

特に8回の法彦。2死無走者から四球を出します。んでこの打者に代走和田が送られます。

和田はセリーグファンでも知ってる快足王。周東と双璧。

牽制を送る法彦。しかし和田は2球目にスタート。法彦のボールは引っかけたクソボール。

石原は横っ飛びでボールを捕球。んでそこから2塁へ投げました。

ウソだろ、石原。間に合うワケないじゃん。

なんで投げたんだろ?

私は投げるべきか投げないべきかを考えました。

和田のスタートはそんなに早くなかった。もし法彦のタマがストライクだったら石原の肩ならアウトにできたかもしれない。でも投球はクソボール。ホントにゴールキーパーのようにやっと捕れました。

そこから投げても到底間に合わないのはわかっているんですが、石原は体が横に傾いたまま2塁へ送球しました。んできっちりストライク送球。

まあ「全然セーフ」でしたけど、あの体勢からよく2塁へノーバウンドで投げたなあ。

ここで問題。

全然セーフなのになぜ石原は2塁へ投げたのか?

<1>和田の足を知らない。アウトにできると思った

<2>自分の強肩に酔っていた

<3>田中法彦を盛り立てるため

 

・・・・

 

圧倒的に<3>だと思いません? 石原貴規を去年から見てきて。

この場面、2死1塁なんですけど実は法彦は5番6番にフルスイングされているんですね。ロッテの5番6番は途中出場の小兵。プロ1年目と2年目の選手。右投げ左打ちの俊足タイプ。

んで打席には8番の岡大海で9番は吉田裕太。二人とも「小力」のあるバッター。

石原貴規は法彦を助けたかったと思うんですよ。6回にはコルニエルが走者を出した途端にストライクが入らなくなりましたから。

石原が無理な体勢で暴投する可能性より

「和田が転倒するかもしれない」

「和田が2塁をオーバーランするかもしれない」

の方が確率が高いと思ったのだと思います。そしておそらく和田をアウトにはできないでしょうが、田中法彦を盛り立てることはできると思ったのではないでしょうか。

ハイ、私の妄想です。

 

結果は岡にホームラン、吉田に中越えツーベースです。

吉田の打球に対してセンター野間峻祥も法彦を助けようとフェンス激突で捕りに行きました。石原の気持ちは野手をも奮い立たせたのではないでしょうか。

 

河田が怒った ℃℃℃ォー!!!

若手中心の打線は散発5安打。完封負け。完敗です。

コレについて河田がさっそくカミナリを落としました。

℃・℃・℃ 広島・河田ヘッドが“鬼”になった理由 (スポニチ2021.2.16)

ミスもたくさんありました。

矢野のヒットでアウトになった大盛を責めるのは気の毒です。

実は私も3塁回る時に「え、行くの?無理やろ」と思いました。

ダメです。私も河田に怒られる。

 

そうだ・・・

 

思い出せ・・・

 

V3を獲った時はそうだったはずだ。

 

2死2塁ならオレたちは必ずホームを目指していたはずだ。

 

いつの間にか無理しない挑戦しない、無難なベースランニングになっていた。

私が高橋慶彦コーチに期待していた部分はまさにこの部分。次の塁と1点を奪う野球だ。

あんがと河田。完璧アウトのタイミングでしたが玉木は回した。

いいじゃん、いいじゃん。忘れてたぜ攻撃的な走塁を。

 

林晃汰にもカミナリ。

「引っ張れないと怖さがない」

厳しいのう。まだ20歳だぜ、林は。

完敗目前の9回裏2死無走者。

バッター林。

最後の打球は強く引っ張った大きなライトフライでした。

風がなきゃ、意地も見せたよ、林君

さ、今日は巨人戦。

おしまい
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ありがとうございました。

-雑感

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